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花粉症との戦い

あれは、忘れもしない高校三年生。受験のための自由登校期間も終わり、卒業式の練習を控え、久しぶりに通学の準備をしていた時の事だった。朝、起きた時から、鼻がムズムズ目がショボショボ…。あれ、風邪でもひいたかなと思ったのが、花粉症との戦いの始めであった。あれから、二十年近くたった今でもこの戦いは、絶賛継続中である。次第に暖かくなってくる春先は、これから迎える新生活にウキウキすると同時に憂鬱なシーズンの幕明けである。願わくば、咲き始めの花々の香りをマスク無しで、胸いっぱいに吸い込んでみたいものだ。『花粉症は、ある日突然始まり、ある日突然終わる』という、都市伝説めいた話を小耳にはさんだが、いつかきっと『終わりの日』が来ることに、わずかながらの希望をかけてみる。そして、日々の目覚めと同時に、鼻ムズムズから大きなクシャミの流れに、がっかりする毎日である。私の周囲には、花粉症仲間(?)が多い。そして、なった人にしか解らない奇妙な連帯で結びついている。お互いにツラいね~ツラいね~と同情しあう。やはり、仲間がいると、自分だけではないのだと心強い。春先特有の霞がかった空を眺めながら、今日も、花粉症と戦っている。

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